お店

原材料費の高騰

お疲れ様です。ハシチュウです。

こちらのブログでは梁山泊の情報などを発信しています。

今日はタイトルのまま

原材料の高騰です。

(かわいい画像にしましたが悩みの種です。)

TVのニュースでも騒がれていますが、原材料費が高騰しています。

この業界に25年いますがこんなことは初めてです。

今までも「油が高騰」とか

ジャガイモが不作で「片栗粉が高くなる。」

とかはありましたが・・・。

全材料が値上がりする。」という

初めての経験です。

梁山泊でも

原材料の高騰を受けて4月に価格改定をさせていただきました。

大体、1品30円程度UPさせていただきました。

その時はこれでどうにかなると思っていましたが

その後もずっと値上げが続くだけではなく、

今まで仕入れをしていたものが欠品することも増えてきました

1番驚いたのがある日突然、業者から電話が来まして

昨日注文をした油が入らないという話でした。

中華屋に油が無いって・・・・。

その時は必死にほかの業者やインターネットなどでどうにか揃えましたが、

いまだに油は注文できる本数が決まっている配給制です。

グリーンピースの缶詰も製造していた業者が撤退。

(多分仕入れ代と売値で利益がでない。円安で輸入は厳しい。)

や、以前使っていた貝などは中国に日本の商社が買い負けるなど・・・。

(たとえ同じ値段でも多く買ってくれるところに売りますからね。人口が違いすぎます。)

本当に激動の時代です。

正直できることは

価格が上がる前に少しでも買いだめをして、

時間稼ぎをするぐらいです。

上の写真はカニの缶詰です。

カニはロシアからの輸入が多いこと

円が安いことなどの理由で10/1より1缶250円も値上がりです。

こんな値段じゃ町中華では使えない・・・。

「かにかま」はちょっと・・・・・。

やっぱりラーメン屋のおやじにもプライドやこだわりはあります。

そこにきて10月から最低賃金の値上げです。

ここにきて人件費もUPです。

1041円から1071円になります。

他の飲食店はどうやって乗り切るのだろう?

ワンオペでやりきるのかな?

本当に厳しい時代ですね。

今はとりあえず耐えられるだけ耐えますが・・・。

我慢している間に円高になるとか何か好転すると良いのですが。

頑張ります。