お店

包丁の手入れ

みなさんお疲れ様です。ハシチュウです。

ご存じの方もいるかもしれませんが自分は練馬区で梁山泊(リョウザンパク)という中華屋さんをやっております。

当店では現在7本の中華包丁を使用しています。

今回はこの包丁についてのお話です。

包丁はステンレスではなく本物の鋼の入ったものになります。

アルバイトや社員、もちろん自分も使用するのですが当たり前ですけど使っていくうちに切れ味が悪くなってきます。こちらを研ぐのは自分の仕事になります。(これが地味に疲れます。)

上手かどうかはわからないのですが約25年同じことをしていれば普通に使うには、切れ味が良いと感じるくらいにはなっているはずです。

疑問?

まだ、わかっていないのは中華包丁の使用限界はどこか?ということです。

こちらの写真では右側が未使用新品、左が10年位?使ったものになります。

今は約半分の大きさになっていますがまだまだ使えそうです。「刃」はまだ使えるのですが、持ち手の方が先にダメになって(取れてくる)使えなくなってしまいます。

限界がどこか気になるところです。

重ねてみました。

包丁もすり減りますが相方の砥石も結構すり減ります。

こちらも左が新品未使用で右がもうそろそろ限界(薄くなって割れる)の砥石です。厚さを比べるのにボールペンを置いてみました。

包丁は良く切れた方が頭の中のイメージと同じ方向に刃先が向かうので安全なのです。もちろん食材が良く切れると同時に使っている人の手も守っています。

もし梁山泊にお越しの方は包丁を使って仕込みなどをしていましたらその包丁の大きさにも注目していただけたら幸いです。